古都奈良の伝統行事、鹿の角切りに行ってきました。
今年は10月5.6日と13.14日の4日間、12時〜15時です。
場所は奈良公園・鹿苑角きり場といってちゃんと客席のある会場になっています。
鹿の角は毎年早春に生え変わる為に、根元から抜けてしまうのです。
でも今頃、発情期の頃には、雄鹿が人や建物を傷つけたり、お互いに突き合って
死傷したりする雄鹿が多かったので、1671年、興福寺が奈良奉行立合いのもと、
角切りが始まったんだって。

角切りの様子は写真で見てね。

1回に3頭づつくらい角を切って、休憩が入り、また3頭づつくらい……を繰り返し
ます。
最初に儀式をとりおこなってから、ショータイムが7.8回あるのかな。
だから、この日1日で角を切られるオス鹿は20〜25頭くらい。
それを4日間行うと合計で80〜100頭くらいのオス鹿が角を落とされます。
でも奈良公園全体の鹿の数は1250頭くらいなんだって。
その半分がオスとして、600頭、その3分の1がまだ子供としても400頭。
残り300頭ほどのオス鹿はどこでどんな風に角を落とされるんでしょうね。
2002年10月5日
01鹿さん角切り会場へ
02・3匹だけ残されて 一群を場内へ入れてから
3匹だけ残して追い出します
03・でも発情期なの
不安げな表情でしょう 04・走らされて 場内にいれられても
オス同士は角をつきあわせます
05・引っ張られて 勢子さんに追いかけられて
縄をうたれます
06・引き付けられて
徐々に縄を引っ張られます 07・つかまりました 動けなくなったら
角をつかまれて……
08・枕に寝かされて 皆におさえられて角きり場所へ 09・角切り
最初に鹿に神官が
聖水を飲ませます
10・角きり終了 角をのこで切り落とされます
11・こんなのが 2本とも
なくなってしまいました
12・こんなのに
立派な角です 13・鹿せんべいを大判振舞 何故か寂しそうです
鹿せんべいを持っていると
鹿に襲われます


















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