駐車場の沈丁花 |
人目万本 |
右上の方が奥の千本 |
口の千本を |
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奈良県賀名生(あのう)梅林は、奈良の南西部吉野の入口にあります。
同じく奈良県にある月ヶ瀬村(もうすぐ奈良市になるらしい)の梅が満開のころはまだ咲き始め〜3分咲きということで、新聞の梅たよりが桜便りに変ってしまった今日(3月19日)でも満開のものとまだつぼみのもたくさんあるという感じです。
国道168号線沿いの北曽木丘陵一面に2万本の梅があり、国道から見上げるとぐるっと山一周全て梅林という感じです。
山一周右周りに、それぞれの見所に「口の千本」(入口から見える)、少し登って一目万本、さらに登って「見返り千本」、「東雲千本」、一番高いところに、「奥の千本」、少し下って「西の千本」、もう少し下って「振り返り千本」という名前がつけられています。
またここは、南北朝時代に後醍醐天皇が南朝をおかれた所で、歴史的にも面白い史跡が残っています。(興味のある人は「賀名生・南朝」でぐぐってみてね。
梅は紅白ピンク、それぞれに一重、八重があり、山の傾斜地一面がまるでかすみがかかっているような雰囲気で、とてもとてもいい香りが漂っているのです。
またこんなに有名な梅林なのに、あまり観光地観光地していずに、梅農家の人達がひっそりと出店や食堂を営んでいるくらいなので、私の知っているかぎりの梅林の中では、一番のおすすめです。
車でぐるっとまわれる道路もあるのですが、それでは余りに味気なく、正しい梅見とはいえないので、ぐるっと急な坂を登って登って上って、下って下って降りてぐる〜〜〜っと一周、ゆっくり歩いて2時間ほどのハイキング梅見を楽しんできました。
いつも言ってますが、行きたいところは元気なうちに行っておきましょうね。
白梅・紅梅を見ながら勾配のきつ〜〜い道を歩いたので、明日は筋肉痛かもとちょっと心配なお花見豆ちゃんでした。 |
05.03.19. |
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まだつぼみもあります |
しだれ梅 |
紅梅 |
東雲千本あたり |
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