梅は百花の魁!・・・2005年花遍路のはじまりはじまり〜


駐車場の沈丁花
香りのきつい花ですが
今日は梅香に負けています


人目万本
この谷というか山というか
全山に梅がうわっています


右上の方が奥の千本
上の方まで全てまわるには
かなりの時間がかかります


口の千本を
上から見下ろすとこんな感じ
素敵でしょう!


奈良県賀名生(あのう)梅林は、奈良の南西部吉野の入口にあります。

同じく奈良県にある月ヶ瀬村(もうすぐ奈良市になるらしい)の梅が満開のころはまだ咲き始め〜3分咲きということで、新聞の梅たよりが桜便りに変ってしまった今日(3月19日)でも満開のものとまだつぼみのもたくさんあるという感じです。

国道168号線沿いの北曽木丘陵一面に2万本の梅があり、国道から見上げるとぐるっと山一周全て梅林という感じです。

山一周右周りに、それぞれの見所に「口の千本」(入口から見える)、少し登って一目万本、さらに登って「見返り千本」、「東雲千本」、一番高いところに、「奥の千本」、少し下って「西の千本」、もう少し下って「振り返り千本」という名前がつけられています。

またここは、南北朝時代に後醍醐天皇が南朝をおかれた所で、歴史的にも面白い史跡が残っています。(興味のある人は「賀名生・南朝」でぐぐってみてね。

梅は紅白ピンク、それぞれに一重、八重があり、山の傾斜地一面がまるでかすみがかかっているような雰囲気で、とてもとてもいい香りが漂っているのです。

またこんなに有名な梅林なのに、あまり観光地観光地していずに、梅農家の人達がひっそりと出店や食堂を営んでいるくらいなので、私の知っているかぎりの梅林の中では、一番のおすすめです。

車でぐるっとまわれる道路もあるのですが、それでは余りに味気なく、正しい梅見とはいえないので、ぐるっと急な坂を登って登って上って、下って下って降りてぐる〜〜〜っと一周、ゆっくり歩いて2時間ほどのハイキング梅見を楽しんできました。


いつも言ってますが、行きたいところは元気なうちに行っておきましょうね。

白梅・紅梅を見ながら勾配のきつ〜〜い道を歩いたので、明日は筋肉痛かもとちょっと心配なお花見豆ちゃんでした。
05.03.19.

まだつぼみもあります
まだこれから暫くは見ごろです
今日はあったくって
気持ちがよかったです


しだれ梅
農家茶屋の前にありました
ところどころに
観賞用のしだれ梅があります


紅梅
梅の木の下から上を見て撮影!
空が綺麗ですね〜!


東雲千本あたり
だと思います
かなりきつい登りなのです


白梅アップ
抜けるような青空でした。まさに梅びより!


どこを見ても梅
このあたりの山
全部梅です!


西の千本
ほぼ一番高いところ


ふきのとう
足元にはふきのとうやら
大犬のふぐりなど
早春の小花が

影になるところの
ふきのとうは
まだまだ食用可のものが
たくさんありました
でも勝手にとっては
ダメですよ


奥の千本
このあたりまで上ってくる人は少ないので
とても静かです


振り返り千本
このあたりでは
もう足がガクガク!
きつい下りなので
ひざにきます

同じく振り返り千本
これを下れば元の位置
香りが漂ってきそうでしょう


元に戻って
人目万本を見上げる!
お花がいっぱい咲いているので
ところどころに
ミツバチの巣箱が
おいてあります

あ〜楽しかった!




Back